ゴシック建築に見上げる大聖堂、かつて4人の若者が世界を変えた街、リバプール。そんな音楽と歴史が融合するこの街で、過ごした1日はとっても素敵なものでした。
朝はおしゃれカフェでスタート|Bamboo brunch & Cocktails
リバプールの街歩きは、まずは一杯のコーヒーと朝食から。
Google評価4.9という驚異のスコアを誇る人気カフェ「Bamboo brunch & Cocktails」へ向かいました。SNSでも話題のパンケーキを楽しみにしていたものの、まさかの材料切れ!でも代わりに頼んだエッグベネディクトが大当たりで、しっかりとした味わいと、見た目にも華やかな一皿でした。
店内もナチュラル×都会的な内装で居心地抜群。思わず長居したくなるような空間です。


圧巻のスケール|リバプール大聖堂
続いて訪れたのは、イギリス最大規模を誇るリバプール大聖堂。
丘の上に堂々とそびえ立つこの聖堂は、赤褐色の砂岩に包まれた威風堂々たる存在感。重厚なゴシック建築と静けさが心を打ち、日常の喧騒が遠ざかる感覚を覚えます。


▪️ 天を突くような空間美
中に足を踏み入れた瞬間、思わず息を呑みました。天井高53メートル。ステンドグラスから差し込む光が、厳かな空気を一層神秘的に演出します。

▪️ 世界最大級のパイプオルガンと鐘
「グレート・ジョージ」と名付けられた巨大な鐘や、世界最大級のパイプオルガンも見どころのひとつ。音楽イベントや礼拝時には、空間全体が音に包まれるそう。
数え切れないほど教会を見てきて、少し飽きてきたのが正直なところ。笑 でもこの大聖堂には思わず時間を忘れてしまうほどの迫力がありました。ヨーロッパの教会見飽きてる仲間のあなたもぜひ訪れてみてください。
音楽の旅、ここに極まる|The Beatles Story
午後はビートルズファン必訪の「The Beatles Story」へ。アルバート・ドックの倉庫を改装したこの公式博物館は、まさに“音楽で旅する時間”でした。

▪️ チケットはやや高め。でも価値あり!
入場料は約20ポンド(約3,855円)。一瞬ひるみましたが、せっかくリバプールまで来たのだからと決意して入館。結果、大正解でした。
▪️ タイムスリップ感がすごい
中に入ると、まるで1960年代の世界へワープしたかのよう。キャヴァーン・クラブの忠実な再現や、ジョンやポールの幼少期、4人が出会い世界を変えるまでの道のりが、展示・映像・音声でリアルに伝わってきます。
ファンでなくても、その熱狂と時代の息遣いに引き込まれる構成。特に音声ガイド(日本語あり)がとても分かりやすく、背景までしっかり理解できます。


ビートルズがどんな時代に生まれ、どのように音楽で人々をつなげていったのか──展示を見るたびに、自分が音楽に励まされた記憶がよみがえります。
リバプール博物館
アルバート・ドックからすぐの場所にあるリバプール博物館(Museum of Liverpool)にも立ち寄ってみました。
外観は近代的だけど、中に入ると街の歴史や文化、音楽、サッカーにまつわる展示がぎゅっと詰まっていて、リバプールという街の「濃さ」を感じられる場所。入場無料なのもありがたい〜
時間がなかったのでざっと見てまわったけど、地元の人たちの暮らしや街の移り変わり、ビートルズやリバプールFCに関する展示など、軽くまわるだけでもけっこう楽しめました。
1時間もあれば一通り見られるので、街歩きの合間にちょっと立ち寄るのにぴったりです。



博物館のあとは、アルバート・ドック周辺をのんびり散歩して、リバプール博物館をチラ見。そして少し早めの夕食は、またまた日本食!笑
訪れたのは「レストランEtsu」。お寿司をいただきました。美味しくて旅の疲れがふっと抜けるようでした。日本食って本当最高です。

まとめ|音楽と建築と、人の温かさが心を満たすリバプール
なんとなく行ってみたかったリバプールですが、来て本当に良かったです。
想像以上に圧巻の大聖堂に、ビートルズの足跡に歴史の厚みを感じ、歴史あるパブで生演奏を聴く夜。
そしてやっぱり海がある街っていいですよね。
あと個人的にプライマークがあるとこ最高です(イギリスのGUみたいなファストファッション)
ちゃっかりプライマークでお買い物もできて満足。
ありがとうリバプール。では夜の便で次の都市北アイルランドのベルファーストへ向かいます。
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