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【北アイルランド・ベルファスト】神秘の自然とアイリッシュパブの夜|1日ツアー体験記

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北アイルランドの玄関口、ベルファスト。ここから始まる1日ツアーは、中世の城から世界遺産の奇岩群、そして夜はアイリッシュビールと生演奏。壮大で心あたたまる北アイルランドの旅路”をお届けします。


朝の出発|ツアーはベルファストから始まる

GetYourGuideで事前に予約した日帰りバスツアー。なんと1日ツアーで24.22ユーロという良心的なお値段。

バス会社の集合場所行く途中でカフェで朝ごはん購入してバスに乗り込みました。

朝9:30、ベルファスト市内を出発し、まず向かったのは港町キャリックファーガス。


歴史感じる海辺の町|Carrickfergus Castle

小さな港町に佇む中世の要塞、Carrickfergus Castle。今回は外観からの見学のみでしたが、晴れ渡る空と海風が気持ちよく、コーヒー片手に小休止するにはぴったりのスポット。


ドライブ中のサプライズ|野生のイルカ!

海沿いの道を走る途中、バスの窓からふと海を眺めると、なんとイルカの群れが泳いでいるのが見えました。北アイルランドの自然の豊かさに、思わず歓声が上がった瞬間です。

絶景が広がるPortaneevy Viewpointへ

またバスでしばらく進んで12:30 Portaneevy Viewpoint(ポータニービィ展望台)にも立ち寄りました。
ここ、あまり知られていないけど、Carrick-a-Rede Rope Bridge(キャリック・ア・リード吊り橋)を上から見渡せる穴場の絶景スポットなんです。橋見てないけど。笑

駐車場からすぐの場所にあるのに、目の前に広がる海と断崖の景色がまるで映画のワンシーンみたい。天気が良すぎて海の向こうのスコットランドもしっかり見れました。

ドラマの聖地|Dark Hedges

13:00 続いて到着したのは、幻想的な並木道「Dark Hedges」。

海外ドラマ『Game of Thrones』のロケ地として一躍有名になった場所で、王の道のシーンが撮影されたスポット。ドラマの記憶が曖昧だけど、笑 この自然のトンネルの美しさには思わずため息がこぼれました。

You know nothing, John snow. 言いたいだけです。(Game of Thronesより)


ウイスキーの香りに包まれて:Old Bushmills Distillery

Dark Hedgesから車でほど近くにあるのが、アイリッシュウィスキーで有名なThe Old Bushmills Distillery(オールド・ブッシュミルズ蒸留所)にも立ち寄ってみました。

1608年創業、“世界最古のライセンスを持つ蒸留所”として知られていて、ウイスキー好きにはたまらないスポット。

今回は時間の関係でツアーには参加せず、ショップとバーだけさくっと覗いてきましたが、試飲付きのガイドツアーはかなり人気みたい。工場の雰囲気もどこかクラシックで味があり、ウイスキーに詳しくなくても「ちょっと覗いてみるだけ」でも十分楽しめました。

併設のバーでは、蒸留所限定のウイスキーをグラス1杯から試せるので、お酒が飲める人はここで一息つくのもおすすめです。私はせっかくなのでアイリッシュウィスキーをストレートでオーダーしました。スモーキーながらもなめらかな口当たりに感動っ。本場の蒸留所でアイリッシュウィスキー飲む日がくるなんて、お酒を飲み始めた頃は夢にも思わなかったなぁ。素敵な時間でした。


自然が創り出した奇跡|Giant’s Causeway(ジャイアンツ・コーズウェー)

今回の旅のハイライトとで北アイルランドといえば外せないのが、世界遺産にも登録されているGiant’s Causeway(ジャイアンツ・コーズウェイ)
何万個もの六角形の石柱が海に向かって並ぶ景色は、写真で見るよりずっと迫力があって、なんだか異世界に迷い込んだみたいな感覚に。
歩きやすいトレイルも整備されていて、時間があれば海沿いをのんびりハイキングするのも気持ちよさそうでした。

風が強めなので防寒対策はしっかりと。岩の上を歩くときは滑らないよう注意!かくいう私はブーツでタイトスカートという最もここに適してない格好でした。滑らないようにゆっくりと歩いて必死な顔でした。笑

近くで見ると、本当に自然がこんな形をつくったの?と驚くこと間違いなしのスポットです。

🟩 ジャイアンツ・コーズウェー豆知識
名前の由来は、アイルランドの伝説に登場する巨人フィン・マックールがスコットランドまで歩くために築いた道だと言われています。


夜はアイリッシュ・パブで乾杯|The Duke of York

ツアーが終わりベルファスト市内へ戻ったあとは、ディナーとパブ巡りへ。

人気レストラン「Fish City」でアイリッシュビールと魚介のパスタを堪能したあとは、パブ文化を味わう時間。夜7時半とは思えないほど賑やかな通りを抜けて、名物パブ「The Duke of York」へ。

レンガ造りの壁にカラフルなパブサイン、そして細い路地にはたくさんのウォールアートやネオンが灯っていて、**“これぞベルファスト!”**という空気に包まれた場所。

中に入るとローカル感満載で、観光客と地元の人がいい感じに混ざってにぎわっていました。アイリッシュ音楽の生演奏が聞こえてきたり、ウイスキーやビールの種類も豊富で、ギネスはやっぱりここで飲むと格別

ダウンコートの私たちとは対照的に、地元の若者は薄着で盛り上がっていて、そのギャップも面白かったです!


まとめ|自然と歴史、人の熱気に満たされたベルファストの1日

ベルファストを起点に、中世の城、ドラマのロケ地、絶景の海岸線、世界遺産の奇岩群、蒸溜所、そして最後はパブで乾杯まで。
たった1日でも、これだけ充実したルートをめぐれるのは、やっぱりツアーならではの効率の良さ。

✔ 朝から夕方まででしっかり見どころを押さえたい人
✔ 公共交通ではまわりづらい場所に行きたい人
✔ 初めての北アイルランド旅でハイライトを押さえたい人

そんな人にぴったりの1日ツアーでした!

天気にも恵まれて、ちょっとしたハプニング(イルカ!服装ミス!)も旅の思い出に。
今回はさくっと日帰りだったけど、次はのんびり滞在して、北アイルランドの田舎町や離島にも足を伸ばしてみたいなぁ。 

次回はベルファストのもうひとつのハイライト、タイタニック博物館です!お楽しみに。


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この記事を書いた人

マルタを拠点にゆるっと旅暮らし中🦭🌱
ワーホリでニュージーランド、オーストラリア、ドイツにも在住歴あり。

几帳面ではないけれど誰かの旅のヒントになるような情報や
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